【30秒でわかる】クリスマスとは(キリストの誕生日ではない)

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クリスマスとは

クリスマスは12月25日、イエス・キリストの生誕を祝う記念日です。
間違われることが多いですが、イエス・キリストの誕生日ではありません。「イエス・キリストが現れてくれたことを思い出し、お祝いしよう」と、昔のキリスト教の方が決めた日です。

英語のクリスマス(christmas)は「Christ’s Mass」の短縮形。Christ’s=キリスト、Mass=ミサ・典礼を意味しており、日本語ではキリスト降誕祭やキリスト生誕祭などとも呼ばれています。

キリスト教徒が多い国では12月25日は祝日でお休みだったりしますが、日本は関係なし。キリスト教徒以外にとっては、宗教色はほぼ無い季節イベントの1つとして親しまれています。

知ったかぶりマメ知識

イエス・キリストの誕生日は不明

クリスマスがイエス・キリストの誕生日でないなら、キリストの誕生日はいつか。
その答えは出ていません。
これは、新約聖書(福音書)にイエス・キリストが生まれた日が明記されていないため。

英語版wikipediaには『Date of birth of Jesus』直訳するとイエスの生年月日、というページがあるくらい諸説あります。論争の的でもありますし、これからも断定される可能性は低いでしょう。

ちなみに、クリスマス=イエス・キリストの生誕を祝う記念日が12月25日になった理由。これも諸説ありますが、ローマ暦で冬至だった12月25日を採用したとの説が有力視されています。冬至には古代ローマで信じられていたキリスト教以外の宗教のお祭りがあり、これを上書きしてキリスト教化したかった……なんて話もあります。

クリスマスツリーとは何なのか?

今や、クリスマスのど定番であるクリスマスツリーは「アダムとイブが知恵の樹の象徴」とされています。クリスマスツリーに飾る金・銀・メタリックカラーのボール(オーナメントボール)は、2人が食べてしまった“知恵の実”を象徴したものとされています。キリストが地上に降誕したのは、アダムとイブから受け継がれた罪を赦すため。なので、まぁ、繋がりますね。

ただし、クリスマスツリーは、キリスト教とは無関係の風習が元になっているという説もあります。
北ドイツやポーランド、ラトビアあたりのエリアでは、民間信仰で冬至の時に常緑樹の枝を飾る風習があったようです。日本の松もそうですが、冬が厳しい地域では、寒い中も緑を保つ常緑樹は特別な力があると信じられていたのかもしれません。

記録に残るクリスマスツリーの始まりは16 世紀、ドイツのルター派が使用したというもの。キリスト教以前から常緑樹を飾っていたエリアと被るので、風習をキリスト教に取り入れたとも考えられますね。プロテスタント教会が誕生した“宗教改革”の中心人物のマルティン・ルターにも、常緑樹に火の灯ったろうそくを最初に飾った人、という逸話もあります。

サンタクロースの正体は?

クリスマスツリーと並ぶクリスマスの定番、サンタクロース。キリスト教ではない日本人代表としては、ツリーとサンタがあったらクリスマス、赤と緑の配色なら間違いなし、というくらい象徴的な存在です。

サンタクロースは聖ニコラス(Saint Nicholas)というキリスト教の聖人がモデル、というのが定説になっています。聖ニコラスは貧しい人々へ贈り物をした逸話がある聖人。民間信仰の中で徐々に、聖ニコラスから子供にプレゼントを贈ってくれるキャラクターへと変化しようです。

現代のサンタクロースの「赤い服・白いひげ・トナカイのそり・煙突から入ってくる」などの特徴は、書籍や歌、映画などの大衆文化が定着した大きな要因です。

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