ポイント交換サイト【Gポイント】と【PeX】の特徴と違いは? どっちが良い?

ポイント交換サイト「Gポイント」と「PeX」の比較紹介記事イメージ お小遣い稼ぎ

ポイントサイトやアンケートサイトからダイレクトに交換するよりもお得だったり、ネット通販などのポイントと合算してから交換ができるポイント交換サービス。

その中でも提携先が多く、メジャーな交換サイトである【Gポイント】と【PeX】について、各サービスの特徴と違いを比較しました。どのポイント交換サイトを使うか迷っている方の参考になれば幸いです。

ポイント交換サイト【Gポイント】と【PeX】について

【Gポイント】とは

Gポイントはジー・プラン株式会社によって運営されている、ポイント交換サービスです。ジー・プラン株式会社という社名はあまり有名ではありませんが、ビッグローブ株式会社の連結子会社で、主要株主には三井住友カード株式会社も名を連ねています。元々、三井住友カード株式会社や住友商事株式会社による合併事業としてスタートした企業のようです。

Gポイントというポイント交換サービスの開始も2001年からと、『NetMile(ネットマイル)』と共にポイント交換サービス最古参組。まだポイント交換サイトが一般的ではない時代からずっと安定してサービスを提供してきたこと、誰もが知る有名企業がバックであることから、信頼感の高いポイント交換サイトの一つと言えるでしょう。

信頼性の高さという点では、Gポイントサイトのフッターにあるプライバシーマーク・JIPC(日本インターネットポイント協議会)にも注目。プライバシーマークを取得していることから、第三者機関によって個人情報の取り扱い・運用が適正化が評価されていることがわかります。協会にも加盟していることも信頼性の高さに繋がりますね。

さらに「Gの安心宣言」というバナーからはサイトポリシー、個人情報保護指針など独自のルールも掲載されています。細かすぎるほど ポリシー(方針・規定)が明記されていることは、ユーザーに対して真摯に向き合っていると捉えることが出来ます。細かく読む方はそういないでしょうが、わかりやすくこういった情報が書かれていることも、一つのサイトの信頼度評価ポイントです。

画像元:Gポイント

Gポイントは長く続けられていて知名度もあるサイトで、ポイント交換元・交換先どちらも非常に多いことも特徴と言えます。その交換先の豊富さを生かして、法人向けにリンクURLをメール等で送付することでポイントを渡せる「Gポイントギフト」というサービスも行われています。もらった側は好きなギフトコード、マイレージ、電子マネーポイントなどに好きに変換して使えるので便利ですね。

運営会社ジー・プラン株式会社(G-PLAN INC.)
設立2001年2月
レート基本は1G=1円(1ポイント=1円相当)
Gポイントに交換可能なポイント数約110種類
ポイント交換先ギフト券
電子マネー
大手ポイント
現金交換(銀行振込)
仮想通貨
募金
交換手数料無料~交換額の10%
ポイント有効期限最後にGポイントを交換、取得もしくは利用した日より12ヶ月
最低換金額概ね100G → 100ポイント~
(※BIGLOBEの利用料金支払い、募金のみ1G→1円から可能)
独自のポイント獲得コンテンツゲーム
ビンゴ
アンケート
口コミ
Infoseekニュースの閲覧
モニター
商品購入/ショッピング
サービス申し込み など
利用可能な年齢満18歳以上、もしくは満12歳以上で保護者の同意を得ている方
スマホアプリAndroidのみ「Gポイント My Home」が有

>>Gポイントの詳細紹介はこちら

【PeX】とは

PeXは株式会社VOYAGE MARKETINGによって運営されている、ポイント交換サイトです。サービス開始が2007年からと比較的早く、ポイント交換サイトの先駆けとの声もあります。こちらも大手企業運営×運用歴が長く、提携先・ポイント交換先が非常に多いことが特徴です。主要なポイントサイトともほとんど提携されているので「いろんなポイントサイトのポイントをまとめたい!」という方にも良いですね。

また、同じVOYAGE MARKETINGではポイントサイトの『ECナビ』、アンケートモニターサイトの『リサーチパネル』も運営されています。グループサイトであるECナビ・リサーチパネルからのポイント交換は、PeXポイント一択です。PeXを使って現金化やギフカ・マイルなどに変更してね、というスタンスです、このためECナビ/リサーチパネルを使用している方は否応なしに利用することになるサービスと言えます。

ちなみに、株式会社VOYAGE MARKETINGはECナビ以外に『コトバンク』など、有名Webサービスを多く手掛けている大手インターネット企業。サイドバーの下部を見ると、PeXもプライバシーマーク取得済・JIPC(日本インターネットポイント協議会)に加盟されていることが分かります。個人情報の取扱等についても信頼性が高いですね。

画像元:ポイント交換のPeX

運営会社株式会社VOYAGE MARKETING(VOYAGE MARKETING, inc)
設立2007年1月
レート基本は10Pexポイント=1円(1ポイント=0.1円相当)
Pexポイントに交換可能なポイント数100種類以上
ポイント交換先ギフト券
電子マネー
大手ポイント
現金交換(銀行振込)
マイレージ
仮想通貨
商品交換
募金
交換手数料無料~ 4000P(400円相当)
ポイント有効期限最後のログインもしくは交換から12ヶ月
最低換金額dポイント:100Pexポイント→10ポイント
独自のポイント獲得コンテンツミニゲーム
チラシチェック
ニュースチェック
ポイント投資
ポイント定期預金
利用可能な年齢日本に住んでいる6歳以上の男女
(※16歳未満は保護者の同意が必要)
スマホアプリあり

【Gポイント】と【PeX】の違いを比較

ポイントレートと最低交換額は?

【Gポイント】

Gポイントは基本的に1G=1円で交換できます。
Amazonギフト券98G → 100円分、Google Play/App Store & iTunes ギフトカードは490G → 500円分など少しお得なレートも用意されていますよ。

最低交換額はお安いもので100G(100円分)から。銀行振込などは500G(500円分)からと他ポイント交換サイトと同じような設定です。そのほか系列サービスと言えるBIGLOBEの利用料金支払い、募金に関しては1G→1円分から交換可能。

【PeX】

PeXポイントは基本的に10Pexポイント=1円(1ポイント=0.1円相当)で交換できます。
こちらもAmazonギフト券やGoogle Playギフトコードは990P → 100円分とちょっとお得なレートになっています。

最低交換額はお安いもので100P(100円分)から。銀行振込などは500P(500円分)からと他ポイント交換サイトと同じような設定です。特殊なものとしては3keysという募金で、1P=0.1円分から募金を行うことが出来ます。また、キャンペーンではQuoカードPayが100P(10円)分から交換できるタイミングもあります。

交換手数料は?

【Gポイント】

Gポイントの交換手数料は0%~10%。
なのですが、ちょっと複雑で、交換する金額の○%という形です。交換額が大きくなればなるほど、手数料が高くなる仕組みなんですね。

【ゆうちょ銀行(交換手数料10%)の場合】

  • 500Gを500円にする→手数料50円
  • 10,000Gを10,000円にする→手数料1,000円

う~ん……手数料が高い。交換手数料を浮かせるためにポイントを合算しよう、と思っている方には有り難みの薄い仕組みですね。

ただ、Gポイントには「手数料還元サービス」というシステムがあります。
これはGポイントサイト上にある「手数料還元サービス対象」という広告を使用することで、規定の手数料(だいたい5%)が後日ポイントバックされるシステム。対象案件は非常に多く、楽天やYahoo! でのお買い物でもOKなので、実際にかかる手数料は5%以内で収められることが多いです。

各案件ごとに、交換手数料還元対象かが明記されています↓

【PeX】

PeXの交換手数料は、交換先によって変わります。
Amazonギフト券やGoogle Playギフトコード、dポイント、マイレージ系ではANA,JALなど交換手数料が無料の交換先もありますが、半数以上は交換手数料がかかると思っておきましょう。

手数料はお安いもので500P(50円分)、お高いものであれば、楽天ポイントへの交換に4000P(400円相当)というものもあります。
現金化(銀行振込)の場合の手数料は下記のようになっています。

  • 楽天銀行→PeXポイント 500P
  • ゆうちょ銀行→PeXポイント 500P
  • みずほ銀行→PeXポイント 500P
  • 住信SBIネット銀行→PeXポイント 500P
  • PayPay銀行→PeXポイント 1000P
  • その他の銀行→PeXポイント 2000P

最安は楽天銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行の4つで500ポイント(50円相当)。PayPay銀行の場合は1000ポイント(100円相当)。それ以外の銀行の場合は、2000ポイント=200円相当の手数料が必要となります。

500円分のポイントを交換するのに200円かかってしまう、実質700円分のポイントが必要になるのは、ちょっと残念ですね。反対に金額が大きい場合は交換手数料はさほど負担では有りません。このため、Gポイントとは逆に、PeXは「ガッツリ貯めて、一気に振り込む」というタイプの方の方が向いているでしょう。

ちなみに、「ECナビの広告を利用すると、Pexからの交換手数料が1回分実質無料になる」というキャンペーンがよく実施されているので、実際はそこまで交換手数料負担が多いわけではありません。だたし、このキャンペーンのECナビの広告利用では“ECナビを経由して特定のショップで買い物をする”は含まれないため、毎回利用したい広告があるかは微妙。

交換先の種類は?

Gポイント、PeX、どちらも提携先・ポイント交換先の多さには定評があるサービスです。特にGポイントは交換先が豊富で、オーソドックスな交換先であればほぼ網羅していると言っても過言ではないでしょう。

一方、PexではApp Store & iTunesギフトの交換が打ち切られたがことが話題になりました。銀行振り込みには手数料がかかってしまうので、「ポイントを課金に回したい」というiOs系のユーザーさんには不向きですね。ただ、App Store & iTunesギフトを除いた交換先はGポイントと遜色ありません。多くの人が「これに交換したい」と思うオーソドックスな交換先はカバーされていると思います。

ポイント有効期限はある?

【Gポイント】

Gポイントの有効期限は「最後にGポイントを交換、取得もしくは利用した日より12ヶ月」です。個々のポイントに有効期限があるというよりも、保有Gポイント数に12ヶ月間変動がなければ消滅する、と考えると良いのではないでしょうか。ポイント数に変動さえあれば半永久的に利用できます。

Gポイントはポイントサイトとしての機能もあるので、サイト経由でのショッピングやサービス申し込みをすることでポイントを獲得できます、また、サービスを利用しなくても、トップページからInfoseekニュースを12件見る、Gランキングでおすすめアイテムを回答する、どちらかで1Gを獲得できます。

この方法を使えば、ログインしたついでに期限を伸ばすことが出来るでしょう。そのほかに、メルマガ配信を許可していれば、メールクリックでGポイントが貰えます。メルマガクリックを定期定期にしていれば、そう有効期限を意識せずともポイント消滅のリスクは回避できそうです。

【PeX】

PeXのポイント有効期限は、最終ログイン日から1年後。

つまり、1年に1回ログインさえすれば、実質無期限でポイント失効なし、というわけです。PeX側からすると「ユーザーがうちのサービスを忘れてそうなら消しちゃうよ?」という感じでしょうか。Gポイントと比べると、ログインのみすれば良いというのはハードルが低くて良いですね。

色々なポイントサイトのポイントを貯めておいて、ポイント増量や手数料無料などのキャンペーンでまとめて交換したい!という方にはとてもありがたいサービスかと思います。

ポイント交換以外のサービスは?

【Gポイント】

Gポイントはポイント交換サイトにカテゴライズされていますが、Pポイント経由のサービス利用でポイントが貰えたりと総合型ポイントサイトのような感覚で利用できます。ポイント還元率については正直『ちょびリッチ』や『モッピー』のほうが高額なことが多いですが、ポイント増量中の案件であればそこまで差がないこともありますよ。

ゲームやニュース閲覧・口コミ投稿などの無料コンテンツ、アンケートやモニターでもポイントが獲得できるのでお小遣いサイト一つとしてチェックしてみても良いかもしれません。うまく利用することでポイントの有効期限延長、ポイント交換手数料還元に繋がります。

【PeX】

PeXには「ポイントサイト」と呼ばれるような、サイトに掲載されているサービスを利用してポイントを貯める仕組みはありません。系列サービスのECナビ、リサーチパネルとはっきりと棲み分けが行われています。

だからこそログインさえすればポイント有効期限が延長される、という優しい仕様でもあるわけです。ありがたい反面、手数料のかかる交換先を選ぶとポイントの端数が出てしまうこともあります。

【Gポイント】と【PeX】の特徴・違いまとめ

ポイント交換できるサイトから考える

ポイント交換サイトを決めるときに、まず重要なのは「自分が使っているサービスと提携しているか」です。よく使っているサービスから、その交換サイトにポイントをチェンジできないと意味がないですからね。

GポイントもPexも提携サービス数の多さに定評のあるポイント交換サイト。メジャーなポイントサイトやアンケート・モニター系のサイトであれば、概ねどちらでもポイント交換が可能なサービスが多いかなと思います。

ポイントサイトの場合は

あたりはGポイント、PeXの両方に対応しています。
そのほかのポイントサイトだと、ポイントエニタイムはGポイントのみECナビポイント獲得ナビげん玉・ワラウなどはPexにのみ対応しています。提携ポイントサイトの数で言えばPeXのほうが多いですね。

アンケート・モニターサイトの場合も

などのメジャーなサイトはGポイント、PeXの両方に対応しています。
ただし、ライフメディアはGポイントのみショッパーズアイやMyVoiceはPexのみと、サイトによっては片方しか対応されてないものもあります。

自分がメインで使っているサイトから、ポイント交換ができるかをチェックしてみましょう。

交換先で考える

App Store & iTunes ギフトに交換したい場合

映画や音楽の購入・アプリ課金などに使うために、App Store & iTunesギフトコードに交換したい。その場合、直接交換が不可能なPeXは選択肢から外しても良いでしょう。Gポイントの場合はダイレクト交換可能、かつ常に2%お得な設定(490マネー → 500円分)で交換手数料も無料です。

Amazonギフト券に交換したい場合

Amazonギフト券に交換してアマギフ貯金を作る、そんな方はPeXがオススメです。今のところPeXはAmazonギフト券への交換手数料が無料となっています。Gポイントは交換手数料が5%ですので、気軽に交換できるのはPeXですね(※手数料還元サービスを使えば相殺されます)。

マイル変換の場合

ANAマイレージクラブとJALマイレージバンクへの交換はGポイントもPexも交換手数料はかかりません(実際には交換レートの中で手数料を取られているような形です)。ただ、交換レートが2サイトで少し異なっています。最低交換額を円相当に換算して見てみましょう。

また、ANA SKYコインへのチェンジは交換ルートこそ同じですが、Gポイントは交換手数料が無料。PeXは手数料に500コイン(50円相当)が必要です。Gポイントのほうがお得感がありますね。

交換方法と手数料で考える

ポイントをまとめて交換するか、少しずつ交換するか

GポイントとPeXを比較する場合、特に銀行振込みで現金化したい場合は「どのくらいの金額を交換する予定か」も比較ポイントになってきます。

というのも、Gポイントは交換手数料が交換額によって変動し、Pexは交換手数料が一律のため。一部異なる銀行もありますが、交換手数料の多いところで見ると

  • Gポイント:交換額の10%
  • PeX:2000P(200円相当)

という設定になっています。
これを使って計算してみると

【①500円分を交換した時の手数料】

  • Gポイント:500×10%=50円
  • PeX:2000P(200円相当)

【②5,000円分を交換した時の手数料】

  • Gポイント:5000×10%=500円
  • PeX:2000P(200円相当)

と、交換金額が少なければPeXよりもGポイントがお得ですが、金額が多くなるほどGポイントでは交換手数料が高くなっていくのでPeXのほうが安くなります。PeXがどんどんお得に見えてきますね。

また、PeXでは交換手数料50円の銀行(楽天銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行)があります。これらの銀行口座に振り込みたい場合は、最低交換額の時点でGポイントと手数料は変わりませんからPeXで良いでしょう。

交換手数料還元キャンペーンで決める

GポイントにもPeXにも、交換手数料を還元する方法が用意されています。

PeXでは広告利用で1回分の交換手数料が戻ってくるキャンペーン。
Gポイントでは交換手数料の5%が還元される手数料還元サービス。

これだけ見ると、手数料がいくらでも実質無料になるPeXの方がお得に見えます。が、しかし、PeXのキャンペーンはECナビの広告利用が条件で“ECナビを経由して特定のショップで買い物をする”は含まれないため、条件クリアの敷居が高いです。

反対に交換先によって交換手数料が実質無料にはならないこともありますが、Gポイントではサイト経由のショッピングでも交換手数料還元サービスが受けられます楽天などでお買い物をしてもOKなので、ネットショッピングをする方であれば交換手数料は0%~5%にまで下げられることが多いでしょう。

最後に

細かいところを比較してみると、細かな違いがあるポイント交換サイト。どこかのサービスが極めて優れているということはなく、それぞれに特徴・クセがあります。自分がポイント交換サイトをどのように使いたいかを考えて、利用するサービスを決めると良いのではないでしょうか?

正直、自分はあまり考えずに登録してしまったので各アカウントがあります(苦笑)。この場合「ポイントをまとめてお得に」という恩恵は少なくなり、有効期限を切らせかけることも。。まぁ、ECナビ/リサーチパネル→PeXのように必須なところもありますけど。

使用するサービスは絞ったほうが確実なので、考えてから登録がおすすめです。

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