『ラストオリジン』は退廃世界が舞台の戦略RPG? エロめギャルゲー?

RPG/カードバトル

看板になっている爆乳×メイド服のキャラクター(コンスタンツァS2)や、レーディングに“頻繁/過激な性的表現またはヌード”がある事から「ギャルゲー要素強めのよくあるゲーム」と思っていた『ラストオリジン』。

iOs版がリリースされたので、あまり期待せずに序盤だけやってみようとインストールしたのですが、プレイして見ると意外にゲーム要素もしっかり作り込まれていてなかなかの良作でした。

ラストオリジン(LastOrigin)の概要

ラストオリジンとは

『ラストオリジン(LastOrigin)』は2020年5月19日から正式に日本向けのサービスが開始した、Android/iOS向けのゲームアプリです。当初はAndroidのみ先行でしたが、6月26日よりiOS版もリリースされました。開発はSmartJoy、運営はPiG Corporationと共に韓国企業。韓国では『라스트오리진』という呼び名で2019年春頃にリリースされており、約1年をおいて日本向けサービスが開始しました。

『ラストオリジン』がApp StoreとGoogle playに登録されているゲームジャンルはRPG(ロールプレイング)で、リリース元からは“次世代美少女×戦略RPG”と紹介されています。実際にプレイしてみても“戦略”部分と“RPGとしてのシナリオ”どちらもしっかりと作られていることが感じられる作品で、敵味方混合でのターン制バトルは陣形・キャタクラータイプとスキル選択など本格的です。

海外製のゲームとしては各アプリ配信サイトでのレビュー評価も高め。低レアキャラでも頭を使えば結構使える点、競合ゲームに比べて無課金~微課金でも遊びやすいなどのレビューも。

世界観とストーリー

『ラストオリジン』は人類滅亡から100年後の世界(韓国語版サイトによると2201年)が舞台。

公式サイトに紹介されているプロローグは

機械に寄生する鉄虫によって、人類が滅亡してから100年が経った。

人間は無残にも滅亡してしまっていたが、バイオロイドとAGSロボットは希望を失ってはいなかった。ラビアタプロトタイプは、鉄虫に立ち向かいながら、生き残っているであろう人間を見つけるために、世界の隅々までくまなく探した。

ある日、一通の怪しげなメッセージがラビアタのもとに届いた。
地球上、最後の人間がいるという場所を示した座標が誰かから送られてきたのだ。

コンスタンツァS2とP/A-00グリフォンは、ついに最後の人間を見つける。

引用元:ラストオリジン公式サイト

となっています。

右側のメガネの子がコンスタンツァS2
金髪ボブの子がP/A-00グリフォン

そして、プレイヤーは発見された“最後の人間”です。
記憶が曖昧な状態で意識を取り戻したところからゲームがスタート。

バックグラウンドストーリーについてもゲーム序盤(チュートリアル内)で彼女たちが教えてくれます。簡単にまとめると機械に依存して生きていた人間は、機械に寄生し狂暴化させる“鉄虫”が登場したことで滅亡してしまっている。バイオロイド達は人間の命令が無いと破壊行動が出来ないため自分たちを導き鉄虫と戦ってくれる人間を探している、と。

これはネタバレにならない程度のさわりで、ゲームを進めていくにつれ『ラストオリジン』世界の現状、世界滅亡の真実は…などが明かされていきます。ストーリー重視の方もしっかりと楽しめる内容になっているのではないかと思いますよ。

未来を舞台にしたSFっぽさ、人類が滅亡し荒廃した終末世界というダークファンタジー感、どちらも好きな方にはたまらない設定なのではないでしょうか。更に美少女ゲームなので“世界で最後の人間”とバイオロイド美少女達というハーレム感もあります。

ラストオリジンのコンテンツと魅力

『ラストオリジン』公式PV

揺れる?! バイオロイド美少女

戦略RPGとしてのゲーム性もありますが『ラストオリジン』は美少女キャラクター達が売りのゲーム。公式のキャッチコピーも“次世代美少女×戦略RPG”と美少女の方が先に来ていますしね。

『ラストオリジン』に登場する美少女達はバイオロイドと呼ばれる、人造人間のような存在です。キャラクターはとにかく個性豊かで正統派(?)巨乳メイド、中二病ロリっ子、爆乳の軍人系、大和撫子タイプなど見た目も性格も多種多様。色々な方に“推し”が見つかるように考案されている印象があります。日本のゲームよりは巨乳キャラクターが多いかも。

バイオロイドのグラフィックは静止画の立ち絵タイプ、Live2D風にフワフワと動くタイプの2種類があります。メインストーリーだとほぼフルLive2D的な動きが表現されており、バストが大きめなキャラクター達の場合は胸もしっかり揺れます(笑)

加えて、公式に発表されているCV担当の声優陣も

▼キャスト
堀江由衣、洲崎綾、加藤英美里、芹澤優、檜山修之、上田麗奈、阿澄佳奈、沼倉愛美、原由実、ランズベリー・アーサー、田中あいみ、赤﨑千夏、久保田未夢、下屋則子、米澤円、茜屋日海夏、原紗友里…他

と豪華でベテラン勢も結構いらっしゃいます。全員コンプ、ストーリーをすべて読んだという訳ではないので恐縮ですが「棒読み感が鼻につく」という事は今のところありません

衣装はセクシー系多め

現在Android/iOS向けとしてリリースされている『ラストオリジン』の対象年齢は、App Storeでは“17+”、Google playでは“16+”と高く設定されています。レーディングが高くなっている理由はいくつかありますが、最も影響しているであろう部分が“過激な性的内容と露出(ヌード)”です。

ストーリー画面での胸ゆさゆささセクシー発言がありますし、更にデフォルトではないスキン(衣装)にチェンジするとセクシーさは倍増。こんな感じの衣装がザラにあり、しかもヌルヌルと動きます。

衣装の高官はツナ缶(他ゲームでいうスター)との交換が主ですが、衣装未入手の状態でも
基地>記録物保管所>図鑑
を開くと確認できるものもありますよ。

実はこれでもAndroid/iOS向けアプリとして配信するために、セクシー要素は本国リリース版よりも控えめなものに変更されているそう。韓国版App storeのレビューで「アダルトゲームです」とまで書かれていますしね。日本でもDMM版はR-18指定でリリースされる予定となっており、より露出が激しくエロい姿が楽しめるのではないかと期待されています。

地道さと戦略が必要なターン制バトル

こう真っ先にキャラクターや衣装について書いてしまうと『ラストオリジン』はライトなエロゲー=美少女コレクションや観賞用途がメインでゲーム性は弱いのでは? と思ってしまいませんか(自分はリリースが話題になった時そう思ってました)。

が、実は『ラストオリジン』は意外とバトル部分がゴツめの仕様。

ゴツいというのはやりごたえがあるというよりも、ストーリーでも敵キャラが結構強く周回してキャラクターを育てたり素材を回収するなど地道にコツコツやるタイプなんです。周回ゲー×盆栽ゲーという感じでしょうか。当お金を積まなくてもコツコツ周回を続けると結構強くなります。然ながら課金要素はありますが、逆に課金してガチャを回しまくって高レアキャラゲット→強くなれるという恩恵は薄いように感じます。

『ラストオリジン』のレビューの評価がべた褒め・超低評価とくっきり分かれているのも「延々と周回する盆栽ゲー」が好きか否かで評価が大きく変わる部分が影響しているように感じます。多少課金してでも早く強くなりたい、イベントは仕方ないにしろストーリーはスムーズに進めたいという方にとってはストレスでしょう。逆にお金はあまりかけずに地道にプレイしたい・キャラを強くしていきたいという方には神ゲーと言っても過言ではないかもしれません。

ロストオリジンのバトルシステム

ストーリーモードなどのエロいセクシーな立ち絵とは反対に、『ロストオリジン』のバトル画面は二頭身にデフォルメされたちびキャラが戦います。SDキャラが滑らかに動くのはもちろんのこと、スキル使用時のカットインや範囲攻撃のド派手な演出も搭載。演出は要らないという方はOFFにすることも出来ます。

バトルはターン制で展開され、APが溜まったキャラクターから順に行動できるようになっています高威力・広範囲の攻撃はAP消費が多く、次の行動に入るまでに時間がかかるようになっているので、状況を見極めて使用する必要がありますね。変なところで大量にAPを使ってしまうと敵の行動回数が多くなり、結構なダメージを受けるなんてこともありそう。

スキルも画面右下に表示されている範囲は基本的に“ターゲットを起点とした範囲”ですから、ターゲット(マス目)をタップして選択することでスキル範囲を調整することも可能。スキルの確認はは「編成画面」で行えるので、序盤のうちはスキルの効果と範囲を確認してからバトルをプレイするのがおすすめ。

また、キャラクターはステータスの割り振りから重装型・軽装型・機動型の3タイプ所有スキルによって保護機・支援機・攻撃機の3種類に分けられます。キャラクターや育成によっても変わってきますが、傾向としては…

  • 機動型支援機
    スキル範囲が広い
    行動頻度も高め
    防御力とスキル効果は低め
  • 重装型攻撃機
    攻撃力が極めて高い
    防御力も高め
    行動頻度が低い
  • 軽装型保護機
    ステータスはバランス型
    重装型保護機と比べると防御力は低いが、攻撃頻度が高い

というような感じです。
個人的な見解というか編成の好みなのでしょうが、欲しい時にターンが回ってこない重装型支援機・回避率は高いけれど防御力が異様に低い機動型保護機の使いどころがイマイチ分かりません。。

この3タイプ3種類の組み合わせに加えてキャラクター固有のスキルもあるので、デッキ編成を真剣に考えると結構悩みます。バトル中に手動で発動スキルを決めていく場合はさらに、スキルの効果範囲・スキル威力や持続性・使用APなども考えていくので“戦略RPG”と謳われているように戦略性は十分にありますね。

オートプレイ解放方法

こういうゲームはチュートリアル終了やプレイヤーレベルが一定に達するとオートバトル機能が解放されますが…なぜか『ラストオリジン』は自力で設定しなくてはオート戦闘がいつまでも有効になりません。この説明がないことで「いつになったらオートバトルになるんだ」「チュートリアルが不親切すぎる」というマイナスレビューを付けられていたりします(苦笑)

オートバトル機能を使えるようにするためには、ホーム画面から「研究所」に進み、施設研究の中から“指揮代行システム”を有効にする必要があります。

必要条件として

  • 一般ステージを3回クリア
  • 指揮修練度Lv.3以上

の2項目があります。この条件をクリアするためにステージ1-6あたりまでは自力でプレイ、条件を満たしたら速攻開放して周回はオート戦闘に任せてしまう方が楽です。

バイオロイドは生成! 育成要素も

『ラストオリジン』にはガチャという機能は無く、ガチャに該当するのは「工房」で行う“戦闘員作成”と“装備作成”という項目。戦闘員作成がバイオロイドの作成なのでキャラクターガチャですね。戦闘員作成では遺伝子の種・装備作成では戦闘装備コアという専用アイテム+資源を任意の量投入して生成を行います。素材を大量投入するほど最高ランク排出率は上がります(SSは最高で3%)。

また、資源には

  • 部品
    (オレンジ色の歯車マーク)
  • 電力
    (青色の電池のようなマーク)
  • 栄養
    (緑色の薬のようなマーク)

の3種類があり、各資源の投入量によってバイオロイドのタイプ排出率が変わります。資源合計1000以上、かつ部品を400以上投入すると保護機が、部品+電力の合計を1399以下にすると支援機の排出割合が高くなるようです。

栄養だけは振り分けが3か所ありますが、こちらは多めに振った部分によってバイオロイドの体系が選ばれる…と言われています。レアリティやタイプとの兼ね合いもあって必ずという訳ではありませんが、可能性は高くなるようなので好みの部位にガン振りしてみたり狙っているキャラクターの体系に沿った投入の仕方をしてみると良いかも。

ちなみにバイオロイドは戦闘でのドロップも多いですし、レアリティが低くても資源探査(一隊を派遣して資源を回収させる/一般的なゲームで言うところの遠征)で活躍してくれます。

工房で出来ること

  • 戦闘員製作
    資源投入によるキャラクターガチャ
  • 戦闘員強化
    他キャラを消費してキャラステータスを強化
  • 装備製作
    資源投入による装備品ガチャ
  • 装備強化
    資源投入による装備品ガチャ
  • 戦闘員修復
    戦闘でダメージを受けたキャラの回復
  • 分解
    キャラや装備を、資源やモジュールに変換

そのほか

上記でご紹介したコンテンツ以外に『ラストオリジン』には「基地」の項目でバイオロイドを寛がせたりプレゼントを贈って好感度を上げるなど、この手のゲームにある基本的なコンテンツは揃っています。「基地」コンテンツは7/23現在まだ実装されていない機能が多いですが、施設内のインテリアを変更するなどのアイコンもあります。今後に期待ですね。

スタミナは無い

『ラストオリジン』にはスタミナという概念が無く、出撃にも3つの資源を消費します。資源は自然回復するほかレベルアップ報酬・資源探査などで入手することも可能。また、1出撃につきいくらと資源消費量が決まっているのではなく、出撃するメンバーによって変動します。

資源探査だけではなく低難易度ステージでドロップキャラを狙う場合も、低レア度キャラで編成した部隊を使用すると低コストだったりします。SとSS以外は全く使えない…という事にならず、レア度が低いキャラクターも結構使いどころがありますよ。

ラストオリジンのデメリットとレビュー評価

プレイして感じた『ラストオリジン』のデメリット

個人的には胸の協調がエグいと感じてしまうキャラクターがいたくらいで、周回でレベリングをしたりするのは、まぁ、昔のPSゲームなんかもやっていたので苦痛ではありません。オートモードがあるのでTV見ているときなどにしばらく放置でOKですしね。

1点面倒だと感じた点は「ゲストユーザー」でゲームを開始できないこと。
個人的には一番強く感じたデメリットだったりします。

アプリをインストールして起動するとこんな感じで

連携するアカウントを選べ、と。
どれかと連携しないとプレイスタートボタンが見当たらず…もう使っていないTwitterアカウント使いましたけどね。試しやすいようにゲストユーザー的な感じでプレイさせて欲しいと思う次第です(しばらくやってみて重課金ゲーっぽかったり苦手なタイプなら消したいし、インストールし直しても別のアカウントと連携させないとOPやチュートリアルのスクショ撮れないし)。

基本的にはiPhone11を使ってプレイしていましたが、異様な発熱などはありませんでした。そこまで長時間プレイもしていないですが、言われているような発熱はiPhone7あたりの方が多いのではないかと思います(※スクショ用にはPCでやってます)

プレイヤーの皆様の評価

Android版は2020年5月19日、iOS版版は6月26日からリリースされた『ラストオリジン』。7月半ばでの、アプリストア内での評価は

  • App Store:星5つ中4.1(評価件数326件)
  • Google Play:星5つ中4.1(評価件数1,191 件)

となっています。リリースが遅れたiOs勢の評価数は少なめですが、艦これ系の中国・韓国発信ゲームとしては評価が高い部類と言えるのではないでしょうか。レビュー内容で多く見受けられたのは下記のポイントです。

高評価レビュー

  • ガチャゲーではない
  • 課金しなくてもキャラやアイテムが揃う
  • 無課金勢と課金勢の差が少ない
  • 自動戦闘・オート周回で楽にプレイが出来る
  • 対人戦メインでない
    (マイペースに続けられる)

マイナスレビュー

  • アプリが落ちる・データが消えた
  • チュートリアルが不親切
  • キャラデザが好きではない
  • 周回レベリングが面倒くさい
  • ストーリーやバトルのテンポが嫌

(※プレスしてリリースが遅いというレビューも多いですが、これは審査の問題なので除外して良いと思います)

個人的な評価とまとめ

オート機能があるとはいえ、アプリを立ち上げていなければいけないので放置ゲーほどの手軽さはありません。端末によってはバッテリーの消耗や発熱などもあるでしょう。また放置ゲームや1ステージが短いゲームであったり、ストーリーやキャラクターの会話はそんなに要らないという方でああればまどろっこしく感じる部分もあるように思います。

反対に、ガチャで高レアリティキャラを(一部のゲームでは強化用に複数)入手しなくてはいけないようなゲームや、プレイヤー同士で競い合うPvPメインのゲームが苦手な方には『ラストオリジン』お勧めです。一応フレンド機能的なものはありますが基本一人プレイのゲーム感が強いですしね。

他人を気にせずに時間があるときにボチボチやれるゲームをお探しの方は、ゲームに課金はしないなぁという方であれば楽しめる気がします。キャラクターの好みもありますので、嫌いでなければ一度やってみてはいかがでしょうか。自分はキャラがあまり好きではないんですけど、最近珍しいまったり盆栽ゲーでちょっとハマってます。

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