稼げるゲーム? 『ムーンライトナイツ-LunachroR Returns』って実際どう?

RPG/カードバトル

ゲームをしながらお小遣い稼ぎも出来る、そんなゲーマーにとっては夢のようなアプリが登場してから早数年。人気スマホゲームを手掛けるASOBIMOさんがプッシュしている「カセゲ―」対応コンテンツであることでも話題になりましたが、稼げるゲームなのか・どんなストーリとシステムのゲームなのか…気になるところの紹介と個人的評価をレビューします。

『ムーンライトナイツ』とは

アプリ概要

『ムーンライトナイツ‐LunachroR Returns』は2020年1月31日からタップリアル株式会社より正式リリースされた、スマホ向けゲームアプリ。キャラクターをコレクションし強化していく育成要素・ターン制の戦略バトルシステムがメインのRPGです。

ゲームは完全新作ではなく、2018年までUTOPLANETによって運営されていた『ルナクロニクルR』のリメイク版。登場キャラクター数が2倍に増加していることに加え、レイドバトルなど『ルナクロニクルR』にはなかった新コンテンツ・他プレイヤーとの連携要素強化も予定されています。

また、『ムーンライトナイツ』はアソビモ株式会社が主導の遊んで稼げるゲームプラットフォーム“カセゲー”に対応しているゲームアプリとしても注目されています。ゲームの進み具合に応じてカセゲ―ポイント(KP) を入手することが出来き、それを使って提携ゲームのアイテムや電子書籍などの購入が可能。ゲームしていたらマンガが手に入るなど、プレイを楽しむ以外のメリットも期待できます。

『カセゲ―』とは

カセゲ―(稼ゲー)とは『アヴァベルオンライン』や『イルーナ戦記』などメジャーもメジャーなオンラインゲームの開発・運営を行っているアソビモ株式会社が進行しているプロジェクトです。俗に仮想通貨ゲームと呼ばれている種類のもので、

  1. ゲームをプレイしてカセゲ―ポイント(KP)を入手
  2. カセゲ―ポイントをアソビコイン(ABX)に交換
  3. ABXを使用してゲーム内アイテム、電子コミックなどデジタルコンテンツの売買が可能

という流れ。同社が提供している他ゲームアプリアイテムにも使用できる共同のコイン/仮想通貨として利用可能なこと・タップリアル株式会社が運営するマーケット“DiSEL”で取り扱われている中古デジタルコンテンツの売買に利用できることが特徴です。現時点ではゲーム内アイテムと電子書籍の2つですが、将来的には音楽や動画・チケットなど幅広いコンテンツの充実を予定しているそう。

ちなみに、現段階でのカセゲ―ポイント/アソビコインは懸賞系アプリや『DORAKEN』のように現金化することはできません。アソビモが認めているプラットフォーム内での使用に限定されていますが、闇ではなく公式認定でゲームをプレイしている間に不要になった・被ったアイテムなどを売ることも出来るのが利点と言えば利点でしょうか。そのうち現金化可能になるという噂もありますが。

『ムーンライトナイツ』のストーリー

『ムーンライトナイツ』は『ルナクロニクルR』のリメイク版であり、世界観やストーリーについては基本的に『ルナクロニクルR』そのものなので、ご存じの方もいらっしゃるはず。ざっとまとめたストーリをご紹介しますと…。

舞台は月光の力で満たされている、平和なデリン王国。
セラ村には、デリン王国騎士団長を夢見る青年クラウドと彼の大親友にして魔法使いのエレガが暮らしていた。小さく穏やかな村であるセラ村だが「村を見守る祭壇にある神聖な果実を口にすると、人を超えた強大な力を手に入れられる」という伝説があった――。

ある日、魔法使いとして壁にぶつかっていたエレガは、絶大な力を得たいという心に負けて神聖な果実を一口齧ってしまう。伝説通りに強大な力を手に入れられたものの、エレガは膨大な魔力をコントロールできず暴走。魔法で村の一部を廃墟にしてから姿を消してしまった。この事件がゲーム開始時のストーリーとなっています。

幼馴染にして親友のエレガを探すため、クラウドはデリン王国最強の「月光騎士団」や「冒険団」などの力を借りながら旅に出ます。デリン王国で幼馴染が姿を消したと同時に起こり始めた不穏な騒動を解決しつつ、クラウドは闇に堕ちた親友を救い出せるのか…という王道ファンタジー/冒険ストーリーとなっています。

『ムーンライトナイツ』のゲームシステムと魅力

【カセゲー】ムーンライトナイツ – LunachroR Returns PV動画

2倍以上に増えたアニマを育成

『ムーンライトナイツ』は“アルマ”と呼ばれる仲間(キャラクター)を入手・育成し、バトルとストーリーを進めていくRPGです。元になっている『ルナクロニクルR』は69人のキャラクターと共にというキャッチコピーで紹介されていましたが、『ムーンライトナイツ』で用意されているアニマは約100種類。モンスターを合わせると240種以上幅広いキャラクターがいますし、今後イベントなどによっては更に増えていく可能性もありそうです。

アルマは他の育成系RPGと同じように「強化」「進化」などで強化していきます。レアリティによって星の数が違い、低いものだと星3~最高レアリティで星6まで進化が可能。レベルアップはプレイヤーレベルを上限となっていまう。

同じキャラクターでも育て方によってタイプが変わってくるというスキルツリーのようなものはありませんが、使用するキャラクターに武器や防具を装備することが可能。かつ、装備アイテムも強化できるので育成部分についても十分なボリュームは感じられるはずです。

戦略的ターンバトル

ゲームカテゴリーとして『ムーンライトナイツ』はターンベースRPG・戦略バトルシステムのゲームと紹介されています。

バトルをするにあたってプレイヤーがすることは、まずデッキの編成と配置。所有するアルマ・キャラクターを編成し、3×3マスにユニットを配置していきます。前衛・中衛・後衛を各キャラクターのタイプとスキルを考慮して配置していく感じですね。

そして戦闘では分のパーティのターンが来るたびに、各キャラクターがとる行動を指示していきます。タクティカルバトルRPGのようにバトル画面でのマス目移動はありません。キャラクターの行動(アクション)も通常攻撃とスキルを選ぶくらいシンプル操作。倍速設定・オートモードも用意されており、オートモードは簡単に「バランス重視」「スキル使用優先」など方向性を指示できます。バトル中にオートと手動を切り替えることもできます。

RPG系ゲームをプレイされている方ならお察しの通り、『ムーンライトナイツ』で力を入れるのはバトルではありません。パーティー編成がメインのゲームです。キャラクターを3×3のマスに配置して作る陣形には攻撃陣形・防御陣形・バランス陣形があり、陣形によってバフが変わってきます。クエスト(バトル相手)に応じて組ませるメンバーと陣形を考える…これが『ムーンライトナイツ』の“戦略”部分と言えるでしょう。

とはいえ、そこはスマホゲーム。パーティ編成&陣形もオート編成が出来るので、RPGが苦手な方・面倒くさがりさんも大丈夫です。ちなみにバトルアクションは結構派手め。スキルを使用するとキャラクターごとの専用演出がカットインしてくる仕様になっています。昔のRPGゲームとスマホアプリゲームが良い意味で融合した感じでしょうか。

他プレイヤーとの絡み要素も

『ムーンライトナイツ』には他ユーザーと対戦することでアイテムなどを入手することが出来るアリーナ(決闘場)や、敵の要塞を攻めたり自分の要塞を守る形で行う要塞戦などプレイヤー同士の対戦要素もあります。

前作『ルナクロニクルR』には搭載されていなかったギルドシステムも導入されて、ギルドに所属することでギルドメンバーと共にギルドダンジョン(燃える聖殿)に挑戦できるようになっています。そのほか4月頃にはレイドバトルも追加予定。MMO的なプレイヤー協力要素が加わることで、新たな展開があるかも…?

『ムーンライトナイツ』のレビュー&個人的評価

プレイヤーさん達のレビュー

この記事を書いている現時点の『ムーンライトナイツ』への評価は

  • App Store:星5つ中2.6(評価件数51件)
  • Google Play:星5つ中3.5(評価件数130件)

となっています。iphone勢の評価がかなり辛め、android勢は平均的もしくはちょい下というところでしょうか。

【良い評価】

  • キャラクターが可愛い
  • 難易度高めでやりごたえがある
  • オートバトルが楽で良い
  • 課金しなくても(気長にプレイすれば)キャラゲットや育成が出来る

【悪い評価】

  • レベリング必須
    (課金しないと進めないとの声も)
  • プレイ画面やエフェクトが古臭い
  • 目新しい要素がない
  • ローディング画面から進まない(フリーズする)などのシステム的トラブル&運営への連絡や問い合わせが出来ない。

リセマラは必須かも

良くも悪くも『ムーンライトナイツ』はストーリーモードなら簡単に進める今どきのRPGと比較して難易度が高め。そのため評価では難易度が高く手応えがあるという声と、この難易度クリアしろって重課金制かよという2つに大きく分かれている印象があります。自分もまだHardまでは行きついていませんが、Easyなら地道にレベリングすれば普通にクリアできます。なので難易度については好みの問題が大きいかと。

ただし『ムーンライトナイツ』は、無課金で進めたいと思う人は絶対にリセマラをした方が良いゲーム。最初にゲットしたキャラクターによって難易度はかなり変わってきます。チュートリアルガチャはキャラが決まっているので、リセマラ対象はチュートリアル後にプレゼントの零晶石で出来る10連の方上手くいくと★4が4体出ることもあるそうですが、とりあえず★4が2体以上なら成功。あとは強い方にフレンド申請しまっくって、力を借りて進みましょう。

個人的評価と感想

筆者はiPhoneユーザーなので評価の低さに恐々としながら『ムーンライトナイツ』をインストールしましたが、言われているほどの残念ゲではないかなと。iOSの評価が極端に低いのはローディング画面のまま止まる、運営への問い合わせが出来ないなどシステム面での不具合(とその対応)によるものが大きいようです。

ストーリーやゲームシステムとして見ると『ムーンライトナイツ』は良く言えば王道、悪く言えば平凡もしくはありきたり。ストーリー展開も何となくわかってしまうタイプで、ゲームシステムも「うおっ」となるような斬新なものはありません。安定感はありますけどね。

他プレイヤーとのバトルや連携は始まったばかりなので、まだ確たることは言えません。ただ現時点で「課金しないと無理ゲー」との声があるのでギルドが設立されシステムが充実するほどに課金勢と無課金勢の格差は広がると予想されます。

個人的に『ムーンライトナイツ』は王道なファンタジーゲームが好き、根っからのゲーマーでレベリングが苦にならないという方向けかなと。まったり地道に進んでいきたいタイプだと、やりごたえと成長を感じられます。あんまり他プレーヤーとの絡みとか連携を気にせず、むしろ一人プレイで頑張る系の方が長続きする気がします。ちなみに、現時点ではまったく稼げていないので「稼ゲー」という言葉に期待する方は避けた方が無難。あわよくばマンガの一冊でも買えるかも、くらいに考えることをお勧めします。

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