2019年にオープンしたポイントサイト“Point anytime(ポイントエニタイム)”。スマホ専用サイトであり、知名度等もなかったためネット上の評判では「怪しいサイト」として警戒されていた時期もありますが、1年が経過したことから少しずつユーザーが増えている印象のサイトです。
ポイントタイムを実際に使ってみて感じたメリットやデメリット、注意したほうが良い点などをレビューします。忖度なし、自分がヒヤッとした件があったのでやや辛口気味です。
Point anytime(ポイントエニタイム)とは
ポイントエニタイムのサービス概要
ポイントエニタイムは2019年にオープンしたポイントサイトです。
運営しているのは株式会社Newgate(ニューゲート)という企業。元々はスマホサイトのみでサービスを行われていましたが、現在はパソコンブラウザでの利用にも対応しています。
ポイントエニタイムの特徴、サービス内容を簡単にまとめました。
運営会社 | 株式会社Newgate(株式会社ニューゲート) |
サービス開始 | 2009年8月28日 企業設立 2019年2月25日 ポイントエニタイム運営開始 |
会員数 | 非公開 |
換金率 | 1ポイント=1円 |
最低換金額 | 300円(300ポイント) |
手数料 | 無料 |
ポイント交換先 | ドットマネー by Ameba Gポイント |
利用可能な年齢 | 表記なし (※18歳未満の場合は保護者の同意が必要) |
友達紹介制度 | あり |
ポイント獲得コンテンツ | ポイントエニタイム経由のショッピング 規定商品の購入 規定サイトのサービス申し込み 口座開設/カード発行 資料請求 アプリダウンロード |
スマホアプリ | なし |
参考元:よくある質問|ポイントエニタイム
すべて大文字の株式会社NEWGATEだと某大手人材派遣会社ですが(検索をかけるとこちらが先に出てきます)、ポイントエニタイムの運営元“Newgate”さんは別企業。元々はWebサイト制作やWebアプリ、ゲーム開発などコンテンツ制作事業やリスティング広告事業を行われていた会社のようです。
上の表には記載していませんが、株式会社Newgateの資本金は 9,000万円とのこと。2019年にサービスを開始された当初は「怪しい」と警戒する声も多かったものの、一年以上が経過して登録者の口コミや評価が増えたことに加え、この資本金の多さも安心感に繋がると評価されています。
ポイントエニタイムの安全性は?
ポイントサイト選びの基準としてセキュリティ面も大切です。お金が絡むことのため、どのポイントサイトも会員になるには個人情報を入力する必要があります。運営元がしっかりとしていてセキュリティにも十分な配慮がなされているサイトを選びたいですよね。
セキュリティ対策の確認方法としてよくSSL化しているからOKという記事を見ますが、それはぶっちゃけ昔の話。今はSSL化が標準装備です。していないサイトはよっぽどヤバいか、古いまま更新されていないところです(このブログもSSL化しています)。個人情報を入れるようなサイトの場合は、正直SSL対応だからセキュリティがバッチリと言い切れるかは微妙。
なので、各社
- プライバシーマークの有無
- TRUSTe取得
- ISMS認証取得(第三者機関によるセキュリティ基準評価)
- 日本インターネットポイント協議会(JIPC)加盟
- 電話認証(不正アクセス・なりすましの検出)
等で自社/自サイトの安全性を示しているわけです。
では、ポイントエニタイムはどうなのか?
公表されている情報を見た限り、SSLの導入と登録時に電話番号認証があるくらいですね。
プライバシーマークやTRUSTeのロゴ(マーク)は見られませんし、日本インターネットポイント協議会(JIPC)にも加盟されていません。一応電話番号認証で“なりすまし”対策はされていますし、運営元はWebサイトやアプリを作っている企業なので滅多なことも無いとは思いますが……不安な方はモッピー、ちょびリッチ、ポイントタウンなどプラスのセキュリティ対策をされていて運営歴も長いポイントサイトをおすすめします。
もちろん、第三者による評価・認証を得ていないサイト=危ないとは言い切れません。上記のマーク等が無くてもセキュリティ対策をしっかりされているサイトは多くあるでしょう。しかし、私たちには裏側の仕組みは分かりません。そのために「安心してくださいね」と目に見える形でマーク・資格を取得して表示させるわけですから、それを行っていないのはユーザー配慮としてどうかなと(※個人的な意見です)。
ポイントエニタイムのメリット/デメリットと注意点
ポイントエニタイムの特徴とメリット
画像元:ポイントエニタイム
1ポイント1円・300ポイントから交換可能
ポイントエニタイム内で使われているポイントは、1ポイント1円相当です。表示されているポイント数がそのまま交換額に結びつくのでわかりやすくて良いですよね。ポイント数を多く見せるのに100ポイント=1円のような設定もあるので、このストレートさは良いと思います。
しかも、最低交換可能額は300ポイントと低め。
交換手数料が一切かからないので、300ポイント貯まったら即交換できます。300ポイント以上は100ポイント単位で交換が可能なので、中途半端にポイントが余るということもありません(意外と300ポイント1口-次は600ポイントというサービスもあるんですよ)。
1ポイント1円、かつ交換手数料一切無しで300円から100円刻みで交換できるのは、交換・換金のハードルが低くてとても良いですよね。登録してからそう時間がかからずに初回交換できるので「頑張って貯めてたけど換金額に到達する前に心が折れた」なんてことも無いでしょう。
ドットマネーかGポイントアカウントが必要
ポイントエニタイムのサイトを開いて出てくる画面(上で使わせていただいている画像)ではアマゾンギフト、App Store & iTunesギフト、Google Play、現金などに直接交換出来そうに見えますが、残念ながらポイントエニタイムのサイト上で交換することはできません。
現時点でポイントエニタイムのpt交換先は、ドットマネーとGポイントの2つのみ。
各種ギフトコードや現金化はどちらかに交換して、各サイトから交換するという2stepになっています。ポイント合算などですでに利用されている方は良いですが、どちらのアカウントも持っていない方は新規登録が必要。ちょっと面倒くさいかもしれません。
ちなみに、自分はドットマネーを主に使っています。
ドットマネーだとギフトコード類のいくつかは1ポイント1円よりも少しお得に交換できますし、現金化(銀行振込)も1000円からではあるものの手数料無料なので、下手に交換手数料を取られてしまうポイントサイトよりは断然お得感があります。交換までは最大5日と表記されていますが、ポイントエニタイム→ドットマネーの場合は大抵1日で交換されているので“待ち”のストレスもあまり感じません。
友達紹介・4ティア制度キャンペーン
多くのポイントサイトと一緒で、ポイントエニタイムも友達紹介でポイントが貰えます。もらえるポイントは紹介した相手が登録したタイミング、その相手が対象サービスを利用したときのダウン報酬の2つ。友達紹介時のポイントは紹介者・登録者どちらも100ポイントと可もなく不可もなくですが、ポイントエニタイムはキャンペーン時になると4ティア制度と業界最上位のティア制度が採用されます。
(昔はあった気もしますが)今はどのサイトも採用していない4ティア制。ひ孫の代からまでダウン報酬が入るので、ティアポイント率が低く設定されているのではないかと思いますよね。
しかし
- 1ティア(親/自分)
- 2ティア(子)………20%
- 3ティア(孫)………15%
- 4ティア(ひ孫)……10%
とティアポイントのバック率も半端なく高いんです。
ティア制度部分だけで見ると、本当に業界最高峰。
しかも、キャンペーン中はすべての広告がティアポイントの対象。
例えば、あなたが紹介した人はあまり多くなくても、その子・孫の代の人にインフルエンサー的な影響力がある方がいた場合は、ダウン報酬だけでもすごい額になりますね。SNSなどで紹介する場合は無いとも言い切れないので、結構夢のある話です。
この4ティアキャンペーン、期間限定ということで期限が切られているのですが、ずっとやってます。毎日サイトを見ているわけではないので断言できませんが、頻繁に開催されているというよりも延長されて続けているような印象。2019年オープンと新規参入のポイントサイトですから、登録者を獲得したいのでしょうね。
ただし、いつ打ち切られるかわからないですし、キャンペーン終了後は2ティア制度(対象広告のみ)でダウン報酬率もかなり低くなると予想されています。友達紹介でポイントを稼ぎたいなと思っている方は、早めに登録して動き出したほうが良いでしょう。
ポイント増量・ボーナスキャンペーンが強い
4ティア制とのバランス調整もあってか、ポイントエニタイムは1つ1つの案件のポイント還元率が高水準というわけではありません。正直言ってしまうと低いです。
ただ、新規登録者や利用ユーザーを増やすための努力はされています。それが期間限定でのポイント増量キャンペーン。あまりポピュラーなサービスななかったり、高額案件はキャッシングや投資関連など少し敷居が高いですが、利用したいサービスと合えば良さそうです。もう少し親しみやすい案件だと、毎日夕方6時からポイント増量のタイムセールも行われています。
登録後ボーナスミッションいきなり換金可能
ポイントエニタイムに登録すると、その時点から3日間限定で「ボーナスミッション」ページにアクセスできるようになります(※記事作成時 – 2020年12月までの情報です)。
ボーナスミッションにあるのは
- 500ポイント
- 1,000ポイント
- 2,000ポイント
の3コース。全てこなすと3500ポイントを獲得できますが、これはなかなか難しいです。
というのも、ポイントが高いコースほど有料サービスの案件が多いんですね。2000ptと1000ptコースでは重複している案件もあるので、かかる費用を貰えるポイント数以下にしようと思うとかなり厳しいです。なので、自分は1000ptコースを捨てて、2000ptだけ取りました。
登録時のポイントは、青色の文字で青い文字で◎お試し期間内の解約も対象となりますと書いてある案件を中心にすること。この表記があるものは、お試し期間中に解約すれば、表示価格のみで登録できます。自分が登録したときは無料と10円があり、使用したのは20円でした。キャンペーンや広告は変更される可能性がありますが、数十円だけで2000ptをゲットできる可能性があります。
こうした案件のサービスの中には月額が異様に高いものもありますが、そんなにコンテンツが良くないと思えば、ポイントが反映された時点で解約してしまえば良いので問題ありません。解約画面が2段階、3段階になっていることも多いので「解約したつもり」にならないように注意しましょう。
退会もサイト上で可能
ポイントエニタイムがサービスを開始した当初「怪しいサイトだ」という疑いの声を増長させたのは、一部の方が書いたらしき「退会できない」というレビューや評価。自分も最初はそうしたネット上の評判を見て、登録をためらいました(サイトリニューアル後に登録した組です)。
が、実際に登録してから確認してみると、ちゃんと退会ボタンはサイト上にあります。PS,スマホどちらも会員情報ページ下部に「退会申請はこちら」という項目があります。
スマホ版は下記の3ステップで退会ボタンに行き着きます。
- 画面に右上に表示されるハンバーガーアイコン(menu)をタップ
- ポップアップから会員情報をタップ
- 最下部にある「退会申請は~」をタップ
ちなみにパソコン版は
- フッターの「コンテンツ一覧」の会員情報をクリック
- 下部にある「その他のメニュー」の中にあります。
ポイントエニタイムのデメリット・注意点
ポイント案件が少ない
サービス開始からまだ日が浅いポイントサイトということもあってか、ポイントエニタイムはまだ「このサービスをメインに使うならここだ」と言い切れるほど特化して豊富だったり高ポイント還元のジャンルが無い印象です。全体的に見ても、ポイント対象案件が少ないです。
例えば、ポイントエニタイムでも提携先のネットショップで商品を購入すると●%をポイント還元する、というネットショッピング案件はあります。が、楽天市場やヤフーショッピング/PayPayモール、Qoo10などはありません。ポピュラーな総合通販で提携しているのはau PAY マーケットくらいじゃないでしょうか。数はそれなりに多いように見えますが、聞いたこともないサイトが多いです。
特にパソコンサイトは微妙
大手ポイントサイトからすると案件数自体が少ないとポイントエニタイム。元々スマホ専用のサービスだったこともあり、パソコンサービスもリリースされたもののパソコン版の案件数は更に少ないです。ボーナスキャンペーン類を見ても「パソコン用の対象案件は少ないのでスマホで見てね」というような表記が出る始末。
ポイントエニタイムで扱っている無料登録案件はスマホ向けサービス、アプリが主。なので、パソコンから見ると案件が数件のみと残念な感じになっていることもあります。また、特集バナーをクリックするとスマホ専用サイトに飛ばされてしまったりと、完全にパソコンサービスが確立されていないような部分も。
とは言え、2019年のオープン当初はサイト自体のデザインやUIが良くなく、とってもメジャーなフリーイラストを多用されていたサイト。1年の間にサイトデザインをリューアルしたり、オリジナル(と思われる)イラストに差し替えられたりと、サイト改善の努力はかなりのものです。パソコン版の方も今度補強・改善されていく期待は十分に持てます。
キャンペーン以外はポイント還元率が低め
キャンペーン対象案件では結構な高ポイント還元が得ていることもありますが、基本的にポイントエニタイムのポイント還元率は高くありません。個人的におすすめの大手サイト、モッピーやちょびリッチと、会員費永年無料のクレカ発行を比較してみました(※2020年12月19日の情報です)。
◆楽天カード
- モッピー
→11,000P(11,000円相当) - ちょびリッチ
→17,000ポイント(8,500円相当) - ポイントエニタイム
→4,000pt(4,000円相当)
◆イオンカードセレクト
- モッピー
→4000P(4,000円相当) - ちょびリッチ
→10,000ポイント(5,000円相当) - ポイントエニタイム
→1,500pt(1,500円相当)
◆エポスカード
- モッピー
→7,000P(7,000円相当) - ちょびリッチ
→18,000ポイント(9,000円相当) - ポイントエニタイム
→2,100pt(2,100円相当)
ちょびリッチ強い!
楽天は期間限定キャンペーン中なのですが、こういうのになるとモッピーの獲得ポイント数が上回るのもよくありますね。大手ポイントサイトとしての安定感ガッツリです。
ポイントエニタイムも楽天やエポスは「ポイントUP!」の吹き出しが付いていますが、それでこのくらい。これは運営ががめついとかそういう話ではなく、4ティア報酬を確保するためにはこのくらいになってしまうのではないかと推測します。ちょびリッチはダウン報酬がほぼ期待できないサイトなので、その分案件1つ1つのポイント還元率が高いわけです。
アンケートなどの無料ポイントコンテンツがない
モッピーやちょびリッチなどの有名ポイントサイトには、クイズやアンケートなどコツコツとポイントを貯められるコンテンツも用意されていますよね。ポイントタウンはゲームコンテンツの豊富さが特徴。どれも何かに登録したりするわけではなく、ポイントサイトにアクセスして各コンテンツを利用することでポイントを獲得することができます。
対して、ポイントエニタイムはアンケート、ミニゲーム、テンタメ、文字入力などのお仕事コンテンツは一切ありません。「ゲームで遊んでポイントゲット特集」なるページはありますが、これはゲームアプリのダウンロード&インストール案件。ポイントエニタイム内で遊べるミニゲームの類ではありません。
ポイントエニタイムで(友達紹介以外で)無料・無登録でポイントがゲットできるのは、1日1回のログインボーナス(1ポイント)のみです。友達紹介じゃなくコツコツ貯めたいんだけど…という方にとっては致命的。サービス利用ありきのポイントサイトなので、
登録には注意が必要な広告も…
かなり個人的な感想です。
ポイントエニタイムのデメリットとして、広告の質が微妙なものが多いと感じています。とは言え、サイト名などを公言するのは怖いので(笑)、ぼかし付きの画像で説明します。
青い文字で「お試し期間内の解約も対象となります」と書いてあるものは、問題ありません。期間内に解約したものは表示されているお試し金額の請求のみでした。
問題は、赤枠のような案件。
この案件はお試し期間中の解約はポイント対象外ですし、そもそも一度登録すると“○ヶ月は解約不可”という縛りがあるサービスも。パッと見わかりませんが、対象サイトの小さ~い字をよく読むと書いてあります。何を隠そう、自分は登録しかけてギリギリで気づきました。月額5,000円とか8,000円レベルなので、3ヶ月だと1万5千円以上。。心臓がバクバクしました(苦笑)
こういう感じの表記、私がメインで使っているモッピーやちょびリッチでは見たこと無い気がする(自分が調べた限りポイント●●カムにも類似サービスの案件がありました)。ポイントサイトが悪いわけではないのですが、もう少し表記を分かりやすくするとか、そもそも案件サイトってクレジットカード情報入れて大丈夫なの、とか思うところはあります。
ついでに、左の図のようにポイント対象にならない【PR】枠もめちゃくちゃ多いです。ポイントエニタイムの最大のアピールポイントであるティア報酬制を保ったりするためには、広告表示でも稼ぐ必要があるということでしょうかね。
ポイントエニタイムの個人的評価
現時点では友達紹介での4ティア制度活用を考えておくならば、挑戦しても損はないサイトだと思います。ただ、紹介を考えておらず、ショッピングのときにWポイントが付いたら良いな・新商品をお得に試したりモニター還元が欲しいなという方は微妙なように思います。ブログで紹介はさせていただいていますけど、自分もダウン報酬ではなく自己利用の方が多い部類なので使用頻度は低めです。
とはいえ、登録後に期間限定で行われる「ボーナスミッション」はお得感がすごかった。
他のポイントサイトでも登録後に数千円相当のポイントを獲得できるスタートキャンペーンは行われています。が、ポイントサイトに登録したことのある方はお分かりの通り、かなり案件は厳しいです。無料で対象になるのはクレジットカード発行や見積もりなど敷居の高いものが多いですよね。
ポイントエニタイムは、お試し登録+数十円払うだけで2000円相当のポイントが貰えました。即時反映が多いので、登録したその日には交換までしてしまえるという手軽さ!あまりにも簡単にポイントがいただけたので「えっ?ホントに?」と疑ってしまうほどでした。ポイントサイトに登録したけど最低交換額まで届かない、300円分のポイントを貯めて力尽きた…なんて経験がある方にはぜひ試して頂きたい。
解約忘れや注意の読み落としがあると、バカ高な月額請求が来る危険がある意識する=しっかりと各案件を確認さえすれば大丈夫です。もちろん詐欺サイトなどではありませんし、ポイント交換もできます。登録したら迷惑メールが来るなんてこともありませんでした。
ポイントエニタイムはネットの評判やユーザーの希望をチェックらされているらしく、サイトリニューアルやコンテンツ強化なども行っています。ポイント獲得案件が増えたり、楽天などの大手総合ショッピングモールと提携する可能性もあるでしょう。怪しいサイトではないので、自分はとりあえず登録状態キープ、良さそうな案件やキャンペーンがあったら参加するスタンスでいます。今後に期待!
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