注目のRPG『ステラクロニクル』内容と評価・プレイした感想

スライドコマンドバトルRPG『ステラクロニクル』紹介記事トップ用画像 RPG/カードバトル
スライドコマンドバトルRPG『ステラクロニクル』紹介記事トップ用画像

人気ゲーム開発会社が手掛け、事前登録では40万人を突破した2020年夏の注目作の一つ『ステラクロニクル』。2.5Dで作られた王道RPG感のあるグラフィックと、アニメ寄りかつ綺麗なキャラクターイラストが気になっていた方も多いのではないでしょうか?

反面、お金がかかっていそうな作りで課金しないと楽しめないガチャゲーなのではという疑惑も。広告で謳われていた“スライドコマンドバトルRPG”とは何か、ストーリーやコンテンツ構成はどうなのか、実際にプレイしてみた感想も交えて紹介します。

ステラクロニクルとは

アプリ概要

『ステラクロニクル(略称ステクロ)』は2020年7月20日から正式配信が開始した、基本プレイ無料のiOS/Android向けRPGアプリです。App storeとGoogle PlayではRPGとカードゲームカテゴリーに分類されていますが、リリース元は“スライドコマンドバトルRPG”と銘打っています。

コマンドバトルが横スライド式で続いていくのかと思いきや、『ステラクロニクル』では(使用可能状態になった)主人公スキルを画面に表示されている>、<、V、Λ、○の5つのジェスチャーをなぞることで発動させます。これがスライドコマンドバトルの“スライド”部分。詳しくは後記のゲームシステムや特徴の項目で紹介しますが、スマホ/タブレットらしい遊び方ですね。

ちなみに『ステラクロニクル』の開発・リリース元はEfun Company Limitedという、2018年から活動している中国(香港)のゲーム開発企業。PRG系が得意な企業で、2019年から『ミラージュ・メモリアル』ほか2作のゲームを日本向けにもリリースしています。

Efun Company Limitedが2020年7月段階でリリースされているアプリは『ステラクロニクル』を含み4作、すべてGoogle Playで上位ランクインを果たしています。『ステラクロニクル』も事前登録40万人突破、リリースからすぐに10万インストール突破と2020年7月もしくは2020年夏リリースのビップタイトルの一つとなっています。

声優陣の豪華さにも注目!

App storeやGoogle Playなどに掲載されている、公式からの紹介文には

CAST(敬称略)

新井里美/小倉唯/梶原岳人/釘宮理恵/田村ゆかり/福山潤/堀江由衣/上坂すみれ/佐藤利奈/日高里菜/夜道雪/飯沼南実/石黒千尋/結崎このみ/その他50人以上の豪華声優陣

と紹介されています。大抵のゲームで起用している声優を「豪華声優陣」と書いていますが…『ステラクロニクル』の場合はガチで豪華

Re:ゼロのベアトリアス・とあるシリーズ白井黒子を担当された新井里美さん。プリキュア輝木ほまれ役の小倉唯さん。男性の梶原岳人さんも人気ゲームあんさんぶるスターズ!!やBanG Dream!の姉妹作アルゴナビスに起用されるなど2019年頃から注目度急上昇の声優さんのようです。そして、ひぐらしのなく頃の古手梨花・Re:ゼロのプリシラなどを担当されている田村ゆかりさん…大御所じゃないですか!

あまり声優さんには詳しくない自分でも見たことのある名前の方・聞いたことがあるような声の方が結構いらっしゃるので、声優ファンの方にとっては耳にも嬉しいゲームなのでは?

ステラクロニクルの世界観

PV「ステラクロニクル」本日リリース!

ステラクロニクル公式よりリリースを記念して上記PV(?)が発信されています。が、何というか…PV感というかCM感が強くてイマイチどんなストーリーのゲームか分かりにくいですよね。プレイ開始直後に展開されるオープニングストーリーも前後脈絡の不明瞭な(主人公自身も分かっていない)もののため、話の展開についていけずポカンとなってしまうかもしれません。

公式サイトのストーリー紹介部分ではもう少しわかりやすいストーリーが紹介されています。ストーリーを把握できないとゲームを楽しめないという方はぜひご一読ください。

掻い摘んで紹介しますと…

主人公(プレイヤー)は異世界に転移された地球人。
ドラゴンや魔物が居て、スキルもある――というテンプレな異世界である「星界」で、主人公は仲間たちと共に暮らしていたようです。しかし、強大な力を持つ“深淵”の登場により世界は全滅の危機に。ギリギリの場面で主人公は仲間の力によって、自分が地球から異世界に紹介されたタイミングまで時を遡ります(ここがプレイ開始時~チュートリアル部分で見られるストーリー部分)。

時を巻き戻した“やり直し”でもある現在、主人公は自分だけが知る「未来」の情報の断片を生かしながら、悲惨な未来を変えて「星界」を救うために動き出します。

ステラクロニクルの特徴・魅力

親しみやすいアニメ系のキャラデザ

個人的にかなりポイントが高い、というか「このゲームやってみたいなぁ」と思ったきっかけがアニメ寄りのキャラクターデザイン。服や装備品などはしっかりと書かれていますが、あっさり系のお顔で親しみやすいです。もちろん好みはあるでしょうが、多くの方にとっては3Dソースもしくはドール顔の美男美女よりも親しみやすいキャタクラーデザインではないでしょうか。

さらに『ステラクロニクル』ではプレイ開始時に主人公の性別と5つの職業(ウォーリア/ディフェンダー/レンジャー/マジシャン/チャンター)を選ぶことが出来ます。プレイヤーの分身として10通りのキャラクターが用意されているんですね。
どれも可愛くて本当に迷います。

職業や性別は後に変更することも可能。ちなみに、ほとんどのRPGで鉄則と同じく初心者かつ序盤に使いやすいのはウォーリアかディフェンダー。自分は♂ディフェンダーを選択しました^^;

主人公だけではなく登場するキャラクター達は全体的にしっかりと描かれていて綺麗です。

また『ステラクロニクル』ではストーリーやバトル部分はミニサイズのSDキャタクラー中心に進みます。このSDキャタクラーは表情豊かで、シーンに合わせて走ったり笑ったり白目をむいたりと様々な動きをしてくれます。ストーリー重視のRPGではありますが、シナリオが延々書かれるわけではなくセリフ+キャタクターの動きで進むので飽きにくいですよ。

横スクロールバトルと2.5Dマップ

『ステラクロニクル』の売りが“スライドジェスチャー”もしくは“スライドコマンドバトル”と呼ばれるスキル発動方法。主人公のスキルはバトル画面上部に表示されている>、<、V、Λ、○の5つのジェスチャーに従って画面をなぞることで発動します。スマホやタブレットの特性を生かした遊び方ですよね。

目新しくて面白かそうだったりリリース元の推しという事もあってよく“スライドコマンド”が取り上げられていますが、毎回これをやるとなると結構面倒。ちなみに通常攻撃は「手動」でもオート、主人公以外のメンバーはタップでスキル発動をする仕組みです。フルオートモードも序盤から使用できるので…正直、自分はほとんど“スライドコマンド”のスキル発動は使ってません。中盤になって敵が強くなったり、スキル発動のタイミングが重要な職業を選択したら使うのかもしれませんけれども。

2.5Dマップが良い感じ

『ステラクロニクル』のフィールドマップの作りは2.5Dと称される、横スクロールと移動できる奥行き(縦部分)があるタイプ。よく『アナザーエデン』と似た作りと紹介されていますが、さもありなんですね。画面右上には簡易マップも表示されているので、どこで上下(奥行)を移動できるかも一目瞭然。

街中では住人たちと会話が出来たり、マップ上に宝箱や落とし物などのアイテムがあったり、敵がウロウロしていてバトルをしたりと、王道RPGの醍醐味が詰まっています。ミッションの「進む」をクリックすると目的地までオートで移動してくれたり、マップ上の敵はタップしない限りバトルに突入はしないなどのスマホでもプレイしやすいよう作られていますよ。

王道ストーリー、王道RPGコンテンツ

『ステラクロニクル』は100万字を超える大ボリュームのシナリオが用意されていることが公開されている、ストーリー重視のRPG。ストーリ部分についても地球から転移してきた主人公・世界の危機・時を巻き戻して世界を救うための“やり直し”を行うとアニメやライトノベルのような雰囲気。ファンタジーがお好きな方であればとっつきやすい、王道ものです。

ゲームプレイ方法もバトルや移動など便利なオート機能は用意されていますが、手動でキャラクターを操作して町中に落ちているアイテムを探したり、NPCと話してクエストを受注するなどの楽しみがあるのもポイント。延々とポチポチバトルをするか、PvPで殴り合って上位を目指すだけのゲームに食傷気味の方でも楽しめる内容になっています。

もちろん他ユーザーとフレンドになってフレンドポイントを送り合ったり、フレンドと共に戦闘に参加したり。ギルドに加盟してギルドイベントへ参加する、貢献度報酬をもらうなどのシステムもあります。そのほかに

  • 星の亀裂
    (経験値や装備品を獲得するバトル)
  • 伝承試練
    (SRキャラ・伝承素材を獲得するバトル)
  • 星界の遺跡
    (30階層ダンジョン/強化素材やコイン等獲得)
  • 星界闘技場
    (PvPコンテンツ/アリーナ)
  • 星界レイド
    (他プレイヤーと協力してボス討伐)
  • 悪夢の塔
    (30階層ダンジョン/魔晶石・妖精ドリンク獲得)

など一般的なスマホ向けRPGにあるコンテンツは完備。その他にデイリーミッションの類も用意されていますし、獲得する経験値やコインの量を増加させてくれる「学位」というバフ機能もあります。

豊富な育成要素・カスタマイズ

RPGらしく『ステラクロニクル』はキャラクターの強化・育成部分もしっかりと用意されています。バトルや魔力補充で上がるキャタクター自体のレベル、強化ツリー(伝承)、覚醒などお馴染みの育成項目がずらり。キャラクターによってはスキンを変更できることもありますよ。

ジョブごとに装備できるアイテムは異なり、装備熟練度(装備品の強化ではなくキャラクターの装備可能部位の強化)・装備製造など装備品に関しての設定も細かいです。同じ程度のレア度でも防御力が上がる・防御力は低めだが属性耐性が上がるなど迷うアイテムも。考えたい方はじっくりと、面倒な方は一括装備や一括強化を使ってお任せで強化しましょう。

主人公がゴミキャラにならない点も嬉しい

各キャラクターのジョブは固定ですが、主人公はウォーリア・ディフェンダー・レンジャー・マジシャン・チャンター5種類の職業を随時好きなように設定することが出来ます。ストーリーやなんかは王道も王道なので『ステラクロニクル』の個性と言えるのが、この主人公のカスタマイズ性がすごく高いという点であるようにも感じます。

『ステラクロニクル』ではジョブごとに装備できる武器や防具が決まっているので、ガチャで手に入ったキャタクターたちとのバランスを見ながら職業変更できる主人公は優秀。序盤はガチャで手に入ったSSRのキャタクター達よりもレア度が低く弱いですが、レア度もプレイしていくと上げていくことが出来ますよ。

職上変更以外にも主人公限定のスキルとして「主人公オーラ」があります。これは他キャラクターとの「絆」をアップすることで、そのキャタクターのスキルを継承して使用できるようになるというもの。継承可能なスキルはトータルで100以上とプレイヤーによってバリエーションが広がる部分でもありますし、「絆」を高めるために贈り物をする・お屋敷で過ごしてもらうなど好感度コンテンツもあります。

最初は真っ先に死ぬ主人公ですが(苦笑)仲間になったキャタクターの育成と同時にカスタマイズしていくことで最強キャラクターを目指すことが出来ます。MMORPGレベルで自由度の高い主人公育成システムなので、自分好みに好きなように出来る点も嬉しいですね。やり込み要素を求める方も満足できる仕組みなのではないでしょうか。

ミニゲーム的なコンテンツも楽しい

上で「絆」の値を上げるものとして紹介した“お屋敷”という箱庭的なコンテンツや、釣りをして釣った魚で他プレイヤーと対戦する“闘魚”などミニゲーム的な要素も『ステラクロニクル』には用意されています。お屋敷を自分好みにデコレーションしてみるのも楽しいですし、闘魚では勝利してコインを貯めることで召喚券やSSRキャラの欠片と引き換えることも可能。

釣りとかシンプルで地味なコンテンツ、意外とハマるんですよね。

レビュー評価の傾向、実際にプレイした感想

2020年7月20日より正式配信がスタートした『ステラクロニクル』。7月末日時点でのアプリストア内での評価は

  • App Store:星5つ中4.6(評価件数1.9万件)
  • Google Play:星5つ中3.8(評価件数3,413 件)

となっています。iOsサイドの評価が非常に高いですね。

ステラクロニクルの高評価レビュー

  • キャラ・世界観が良い
  • ストーリーがしっかりとある
  • 召喚券や石を結構出してくれる
  • 育成コンテンツが豊富
  • 手軽なPRG/MMORPGでスマホプレイに最適

ステラクロニクルの低評価レビュー

  • チュートリアルが長い
  • 日本語が変
  • バトル画面がゴチャゴチャ
  • ストーリーが飛ばせない
  • 1日に得られる経験値やアイテムが少ない
    (課金勢との差が付きすぎて無課金だと辛い)

実際にプレイしてみて感じたこと

※ここまではアプリダウンロードサイトでの評価・レビュー意見の傾向をご紹介しましたが、ここからは筆者が『ステラクロニクル』をプレイしてみての超個人的な感想や見解です。

個人的な評価と感想

個人的に期待していた今期のゲーム3つ(AFKアリーナリン)ではありつつも、他2つよりはちょっとだけ期待度の低かった『ステラクロニクル』。なのですが、実は一番好きになったゲームでした。こまめにプレイ用にタブレットではなくiPhoneに入れる程度には。

レビューでも多く書かれているようにストーリーの日本語訳が緩い点、バトル画面で敵味方が団子状になって何も分からなくなる点、この2つがデメリット。日本語訳が変なのはネット小説レベルだと思えば諦めが付く程度ですが…バトル画面は本当に何とかして頂きたい。ちなみに、ストーリーは結構シビアな内容が多く、日本語が的確でも日本人にウケるかは微妙な気がします(個人的には好き)。

キャラデザや主人公の育成部分はかなり良いです。アナザーエデンという傑作があるので比較されて悪し様に言われている所もありますが、よりライトユーザー向けに「スマホで手軽にプレイできる」ようにした印象。RPG大好き人間としては物足りなさもありますが、そこまで時間に余裕のない社会人でもあるので手軽感が嬉しい部分でもあります。

がっつり一人用RPGをプレイする時間的余裕はない、ガチ勢が多いMMOは苦手、そんな方は手軽に楽しくプレイできるはず。運営会社さんには申し訳ないですが、無課金まったり勢の方が楽しめるゲームなのではないかなと思います。ラノベ好きな方やキャラデザが好きという方は試しにプレイしてみてください。

ひき直しガチャは「後で」を選ぶべき

ステラクロニクルの引き直しガチャ画面

チュートリアルを進めながら第一章-3までを終了すると、ひき直しガチャの画面に強制的に移動させられ、ガチャをひかされます。ガチャ結果が表示されますが、左下の「また後で」のボタンをタップすると引き直しガチャを一旦保留にすることが出来ます。

第一章-8を終えたあたりで「社交」メニューが解放されます。「社交」は運営からのメールボックスで、タップすると事前報酬特典の魔晶石と召喚券を受け取ることが出来ます。プレゼントを使用してガチャを回し、その後にとっておいた引き直しガチャで不足ジョブのキャラを狙う方法がおすすめ。

お試し用にタブレットでプレイしたときは先にひき直しを使ってしまい、本格的にプレイしようとiPhoneに入れた際に引継ぎではなくこの方法でイチから始めました。

タイトルとURLをコピーしました